YOKOHAMA HPV PROJECT〜横浜から、神奈川から、日本の子宮頸がん予防を変える〜

新着情報

2022年1月

英国イングランドにおけるHPVワクチン接種プログラムが子宮頸がんと高度異形成・上皮内がんの発生率に及ぼす影響:登録ベースの観察研究

子宮頸がん予防情報

2価HPVワクチン接種の有効性を示す初の直接的証拠

特に12~13歳で定期接種を受けた女性で子宮頸がん予防効果が高い

要旨
ポイント
補足

10年間にわたる医学部新入生女子を対象としたHPVワクチンに関する質問紙調査

子宮頸がん予防情報

HPVワクチンの接種率は2019、2020年度の新入生で著明に減少していた。

HPVワクチンの定期接種対象期間があったものの、HPVワクチンそのものを知らずに過ぎてしまった学生が多くいた。

要旨
ポイント

行政の積極的勧奨の中止を受け、HPVワクチン接種率は激減していた。接種率の低下だけでなく、HPVワクチンを知らない学生、副反応報道を知らない学生も増加している。子宮頸がん予防の推進のためには、広くHPVワクチンの知識の普及を行うことと、速やかな積極的勧奨の再開、対象期間に接種を逃した女性に対する支援を考慮する必要があると考えられた。


【海外9価HPVワクチン特集論文(3)】4価HPVワクチンの単回投与後の9価HPVワクチン接種による9タイプのHPVに対する免疫反応

子宮頸がん予防情報

4価HPVワクチンの単回投与後の9価HPVワクチン接種による9タイプのHPVに対する免疫反応

4価HPVワクチン2回目の接種を受けなかった者に対して9価(9vHPV)を打った場合の予防効果は妥当性がある

ポイント
詳細解説
本研究の問題点

【海外9価HPVワクチン特集論文(2)】フランスにおける9価HPVワクチンによる潜在的な疾患発生抑制効果

子宮頸がん予防情報

9価HPVワクチンにより潜在的に90%の浸潤がん・高度扁平上皮内病変・外陰疣贅・肛門がんの発生が抑制される可能性がある

フランスにおける9価HPVワクチンによる疾患発生抑制効果を予測

要旨
ポイント

多種のHPV関連疾患より検出されるHPVサブタイプを解析して、9価HPVワクチンによる疾患発生抑制効果を予測した。9価(6/11/16/18/31/33/45/52/58)HPVワクチンは4価(6/11/16/18型)ワクチンと比べ、浸潤がん・HSIL・LSILに対する潜在的な効果を有意に増加させることが推計された。

補足

【海外9価HPVワクチン特集論文(1)】9価HPVワクチンの関連する疾患および子宮頸部手術に対する有効性:過去の偽薬(プラセボ)集団との比較

子宮頸がん予防情報

以前に行われた4価ワクチン・プラセボ比較試験のプラセボ群を使用し、9価ワクチンの効果を推計

9価HPVワクチンはプラセボと比較して有効であると推計された

要旨
ポイント



HPV ワクチン接種と浸潤性子宮頸がんのリスク低下~スウェーデンからの最新情報~

子宮頸がん予防情報

国レベルの疫学研究でHPVワクチンの浸潤子宮頸がん予防効果を証明

世界の子宮頸がん予防に与えるインパクトは極めて大きいと予想

要旨
ポイント
補足

12-13歳で2価HPVワクチン接種を受けた集団の20歳での子宮頸部病変の有病率に関する後ろ向き研究

子宮頸がん予防情報

理想的なHPVワクチン接種を受けた世代で上皮内病変が激減

12-13歳で受けたほうがより効果的であること、集団免疫効果も証明

要旨

オーストラリアにおける子宮頸がん撲滅までの予測期間:モデリング研究

子宮頸がん予防情報

子宮頸がんの年齢調整罹患率は2028年までに撲滅の閾値を下回ると推計

子宮頸がん検診とHPVワクチンなどの子宮頸がん予防プログラムが奏効

要旨
ポイント

HPVワクチン接種率急低下に対するアイルランドの迅速な対応

子宮頸がん予防情報

圧力団体の影響で急落した接種率が再び上昇

様々な組織間の連携が急速なワクチン接種率回復に繋がった

ポイント

HPVワクチン接種に躊躇はいらない

子宮頸がん予防情報

HPVワクチンの世界的な接種水準は依然として低い。

世界的なHPVワクチン接種率の上昇が望まれる。

要旨
ポイント

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