YOKOHAMA HPV PROJECT〜横浜から、神奈川から、日本の子宮頸がん予防を変える〜

新着情報

2018年1月

HPVワクチン接種はHPVの口腔内感染の予防にも有効か?

子宮頸がん予防情報

アメリカの若者(18~33歳)においてHPVワクチンによる口腔内HPV感染予防効果が示された

将来の中咽頭がん予防効果に期待

要旨
ポイント

グラフに示した通り、現時点でHPVワクチンを接種している人数はごくわずかであり、接種率が増加することで、口腔へのHPV感染率を劇的に減らすことができる。アメリカは、現在男女の定期接種に9価HPVワクチンも導入しており、将来のHPV関連がん予防に力を入れている。

ワクチン接種はHPVの関連する浸潤がんを予防する

子宮頸がん予防情報

フィンランドの研究で、HPVワクチンを接種した女性ではHPV感染に関連した子宮頸がんや外陰がんなどの浸潤がんは発症していなかった

HPVワクチン接種がHPVの関連する浸潤がんを予防することが明らかに

要旨
ポイント

HPVワクチン接種開始より10年以上の年月を経て、ワクチン接種がHPVの関連したがんの発生率を有意に低下させることが明らかになった。

2009-2014年における18-59歳のアメリカ人女性のヒトパピローマウィルス感染率の変化

子宮頸がん予防情報

アメリカの若年女性のHPVワクチン接種率が増え、非接種群のHPV感染率も下がっている

米国における18-26歳の女性の集団免疫の利益が明らかに

要旨
ポイント

アメリカの経年的なHPV感染率の変化を追った疫学調査で、オーストラリア(2017.9.12の最新学術情報記事参照)に引き続き、HPVワクチン接種率が高い若年層ではワクチン接種群も非接種群もHPV感染率が下がり、集団免疫効果が得られていることが証明された。

9価HPVワクチンの有効性と安全性:ランダム化2重盲検試験

子宮頸がん予防情報

9価ヒトパピローマウイルスワクチンが子宮頸がんの90%を予防する

6年の持続的効果とその安全性を証明

 

要旨
ポイント

9価ワクチンの効果は6年間持続することが証明された。9価ワクチンが普及すれば世界中の90%の子宮頸がんを予防できる可能性がある。

付記:


本論文Table1を改変

ヒトパピローマウイルスによって引き起こされるがんを防ぐための取り組み

子宮頸がん予防情報

2017 Lasker-DeBakey 臨床医学研究賞受賞

HPV関連がんの征圧の実現へ

ポイント

子宮頸がん予防先進国オーストラリアの情報

子宮頸がん予防情報

オーストラリアのHPVワクチンプログラムのインパクト

高いHPVワクチン接種率は先進国における子宮頸がん検診システムを変えていく可能性がある

 

 

ポイント

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