がんサバイバーのメッセージビデオのHPVワクチン接種への意識変容効果を検証したランダム化比較試験
Suzuki Y, Sukegawa A, Ueda Y, Sekine M, Enomoto T, Melamed A, Wright J, Miyagi E The Effect of a Web-Based Cervical Cancer Survivor’s Story on Parents' Behavior and Willingness to Consider Human Papillomavirus Vaccination for Daughters: Randomized Controlled Trial JMIR Public Health Surveill 2022;8(5):e34715 URL: https://publichealth.jmir.org/2022/5/e34715 DOI: 10.2196/34715
新着情報
http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4
日本産科婦人科学会は、HPVワクチンは積極的接種勧奨は差し控えられていても、定期接種であることの告知を自治体が行うことに賛同する声明を出しました。一人一人の女性や保護者が情報を得て、自分たちで判断することはとても重要です […]
「e-oncologia子宮頸がん予防コース」は、子宮頸がん予防に関する国際オンラインプログラムで、どなたでも受講可能です。オンライン上のコミュニティでは、指導医との意見交換も可能となっています。詳細申込は下記URLをご […]
ごあいさつ
横浜市立大学医学部産婦人科学教室
主任教授 宮城悦子
私は、横浜市立大学医学部産婦人科学教室と横浜市立大学附属病院産婦人科で、産婦人科領域の診療や研究、教育を担当している医師です。日本は、先進国の中で突出して子宮頸がん検診受診率が低く、50歳未満で子宮頸がんに罹患する患者さんや亡くなる患者さんが増えている現状があります。産婦人科医師として多くの患者さんと接する中で、子宮頸がんで亡くなる日本人女性を一人でも減らしていくことが、私のライフワークとなりました。そして現在、日本においても世界おいても、子宮頸がんの他にも多くの男女のがんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)について、より多くの方に知っていただきたいと思っています。今回、特に様々な年代の様々な職種の皆様やメディア関係の方に向けて、世界と日本の子宮頸がんを含むHPV関連疾患の予防に関する最新情報を発信するために、YOKOHAMA HPV PROJECTとこのホームページを立ち上げました。コンテンツやリンクは、今後時間をかけて充実させていきたいと思います。日本のHPV関連疾患予防、子宮頸がん予防に皆様のお力をお借りしたく、何卒ご協力とご支援をお願い申し上げます。
(本研究の一部は、平成29年度の国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の【革新的がん医療実用化研究事業】の支援により運営されています)
横浜市立大学医学部産婦人科学教室
主任教授 宮城悦子