YOKOHAMA HPV PROJECT〜横浜から、神奈川から、日本の子宮頸がん予防を変える〜

知って欲しいHPVと子宮頸がん予防

最新学術情報

thumbnail
2021.10.6
子宮頸がん予防情報
HPVワクチンに関する啓発資材の効果を検証するランダム化比較試験

Suzuki Y, Sukegawa A, Ueda Y, Sekine M, Enomoto T, Miyagi E Effect of a Brief Web-Based Educational Intervention on Willingness to Consider Human Papillomavirus Vaccination for Children in Japan: Randomized Controlled Trial J Med Internet Res 2021;23(9):e28355 URL: https://www.jmir.org/2021/9/e28355 DOI: 10.2196/28355


簡易的な啓発資材は子供のHPVワクチン接種に対する意欲増加に効果あり!

サブ解析では、意欲増加は女性で認められず、男性のみに効果!

要約

方法:

(用語の解説)
※ランダム化比較試験:治療(もしくは介入)の効果を検証する最も信頼度の高い研究デザイン。参加者はランダムに治療群か非治療群に割り振られる
※ナッジ理論:人の意識や行動を望ましいと思われる方向にそっと後押しする手法
※介入:問題となっている課題や状態を改善させるために行う何らかの行為、手法のこと。例えば、何らかの病気に対する「治療」が介入にあたる


結果:

(用語の解説)
※95% CI:95%信頼区間。オッズ比は95%の確立でこの範囲におさまることを意味する。今回の場合、下限が1以上なので、95%の確立でこの事象が起こりやすいことが示される重要な数値
※調整オッズ比:比較する2つグループの属性や知識レベルなどを調整した上で、グループ間の事象の起こりやすさを比較し、数値化したもの

結論:

ポイント
前のページに戻る 
ページのトップへ戻る