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2021.3.2
子宮頸がん予防情報
【海外9価HPVワクチン特集論文(2)】フランスにおける9価HPVワクチンによる潜在的な疾患発生抑制効果

Riethmuller D, 他. Potential Impact of a Nonavalent HPV Vaccine on the Occurrence of HPV-related Diseases in France. BMC Public Health 2015; 15: 453.


9価HPVワクチンにより潜在的に90%の浸潤がん・高度扁平上皮内病変・外陰疣贅・肛門がんの発生が抑制される可能性がある

フランスにおける9価HPVワクチンによる疾患発生抑制効果を予測

要旨
ポイント

多種のHPV関連疾患より検出されるHPVサブタイプを解析して、9価HPVワクチンによる疾患発生抑制効果を予測した。9価(6/11/16/18/31/33/45/52/58)HPVワクチンは4価(6/11/16/18型)ワクチンと比べ、浸潤がん・HSIL・LSILに対する潜在的な効果を有意に増加させることが推計された。

補足

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